石場建て足固め構法で昔ながらの家作り

昔ながらの家作り

伝統構法の石場建て足固め構法にて

店舗の新築工事のお手伝いをさせていただいています

 

石場建て足固め構法とは

かんたんに言うと

”石の上に建物をのせるだけ”

という家作りです

 

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現代の家作りは

がっちりと基礎を作って

建物と基礎を

がっちりつなげて

がっちり作る

というのが一般的です

 

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ですが昔ながらの日本の家作りは

石の上に建物をのせるだけの石場建て

が当たり前でした

 

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ボクのイメージとしては

地球と家をつながないで

申し訳ないけど

建物を作るので

ちょっと置かせていただきます…

というイメージ

 

ものすごく大きなエネルギーを持った

ものすごく偉大な

大きな大きな地球

 

そこに一生懸命しがみつこうとすれば

地球が動いたときに

建物はぶんぶんと振り回されることになります

 

昔は当たり前だった石場建てが

現代の新築工事ではまずお目にかかることはなくなりました

 

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今回、親方はこの石場建て足固め構法にて

建築確認申請許可を取得しました

 

このような貴重な工事に関わらせていただけることに

お施主さんと親方に心から感謝いたします

 

神社の前に

昔ながらの家作りの

石場建て足固め構法で作るお店

 

穴を掘って

丸太でタコを作って

ドンドンドンドンと

(ドツクの語源でもある)

土突い(ドツイ)てたたいて締め固め

大きな石をピシッと据え置き

全身がガタガタになりましたが

基礎工事が無事に完了しました

 

いよいよ建て方準備に入ります

 

いや~、

上棟がたのしみで仕方ありません!

 

 

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