爪を研ぐには理由がある!知れば納得ネコの心理

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ペットブームの到来以降

「ペット可」の賃貸物件が随分と増えました。

 

しかし猫は爪とぎをするため

「ペットOKでも猫はNG」の物件は非常に多いようです。

 

確かに猫は爪を研ぐ習性がありますが

必ず柱や壁を傷つけるわけではありません。

 

猫の気持ちを理解すれば

爪とぎの被害を防ぐことができます。

 

■爪とぎする理由

 

猫の爪とぎには様々な理由が隠れています。

 

ここで挙げるものがすべてではありませんが

3つの要因をピックアップして見ていきたいと思います。

 

①武器のお手入れ

 

猫にとって爪は身を守るための武器であり

狩りをするための道具です。

 

そのためいつでも使えるように

爪を尖らせておく必要があります。

 

いくつもの層になっているので

研ぐことで新しい爪に入れ替えるのです。

 

②マーキング

 

肉球にはフェロモンの分泌腺があり

自分の臭いをつけて縄張りをアピールします。

 

これはライオンやトラなどにも見られる行動で

より高い位置に爪痕を残して体の大きさを誇示します。

 

他の猫へのパフォーマンスとして

爪を研ぐ姿を見せつけることもあるそうです。

 

③ストレス

 

 

「飼い主が遊んでくれない」

「エサが不満」

「気に入らない猫がいる」など

ストレスを感じたときも爪とぎをします。

 

こうした感情の根底には甘えたい感情や

自分の存在を主張したい気持ちが隠れています。

 

日ごとに爪とぎの回数が増えるなら

何かしらのストレスを疑ってみましょう。

 

③気分転換

 

高ぶった気持ちを落ち着かせたい場合もあります。

 

飼い主が帰ってきたときや

新しいオモチャを貰ったときなどは

嬉しさを表現するときに爪を研ぎます。

 

リフレッシュのときにする爪とぎは

力を入れずにフワフワ研ぐのが特徴です。

 

■爪とぎから家を守る方法

 

ストレスの原因を排除する

 

一番のストレス発散は

飼い主が遊んであげることです。

 

1日5分でも猫にとっては大きな癒しとなります。

 

猫同士の相性が原因の場合は

家具で高低差や仕切りを設けるなどして

それぞれの縄張りスペースを確保してみましょう。

 

トイレの数を1つ増やすのも効果的です。

 

手っ取り早い気晴らし方法は「マタタビ」ですが

興奮作用が強いため与え過ぎは禁物。

 

爪とぎアイテムを増やす

 

 

段ボール・麻ヒモ・カーペットなど

爪とぎにも色々な種類があるので

素材を変えていくつか用意するのもいいですね。

 

グラグラする不安定な爪とぎは嫌がるので

大きさも重さもしっかりしたものを選びます。

 

古くなったら定期的に新調して

快適に爪を研げる環境づくりをしましょう。

 

障害物を置く

 

爪とぎしてほしくない場所は

家具や爪とぎアイテムを設置して

隠してしまうのも方法です。

 

マット状になった爪とぎであれば

ソファーの上にも置きやすいです。

 

引っ掻き傷に強い壁紙や網戸など

爪とぎ対策の商品もたくさんあるので

そういった物を積極的に採用しましょう。

 

学習させる

 

 

猫は学習能力が高い動物なので

嫌なことがあった場所には近づかなくなります。

 

粘着テープを貼ったり

猫の死角からお尻に霧吹きで水をかけるのも

しつけの手法としてよく用いられます。

 

霧吹きのタイミングが遅れると

ただ嫌われるだけなので注意が必要です。

 

猫用の忌避剤などもありますが

頻繁に使うと室内の居心地が悪くなり

ストレスの原因になります。

 

爪切りをする

 

こまめに爪を切ることで

被害を最小限にとどめることが可能です。

 

老猫になると爪とぎの回数が減り

古い爪が分厚い巻き爪になってしまうので

将来のためにも爪切りに慣らしておくといいですね。

 

■大切なのは猫視点の対策

 

「ネイルキャップ」や「抜爪」という手もありますが

これらは根本的な解決にはなりません。

 

生活が困難になるほど支障をきたす場合を除き

「猫が家具に爪を立てるから」という理由のみで

こういった処置をするのはオススメできません。

 

叱り方も要注意。

感情的に怒っても怖がらせるだけなるので

爪を研いだその瞬間に短い言葉で強めに叱りましょう。

 

  • 傷つけられたくないものは隠す

またはカバーをかける。

 

  • 心地よく爪を研げる環境をつくる。

 

  • ストレス発散のサポートをする。

 

多少の時間はかかるかもしれませんが

ポイントを押さえて対策すれば

猫も人も穏やかに過ごせるはずです。

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