落ちに落ちた中学生。ソコ(底)から急浮上! 〜えんがわ商店物語【第1章☆5話】〜

第1章 ココマデの軌跡

☆5話 落ちに落ちた中学生。ソコ(底)から急浮上!

 

前回までのお話しはコチラ

●【序章】いよいよ、はじめます。
→ http://www.engawashoten.com/?p=312
●【第1章☆1話】 生い立ち
→ http://www.engawashoten.com/?p=314
●【第1章☆2話】 親の背中をみてきちゃったみたいです
→ http://www.engawashoten.com/?p=316 
●【第1章☆3話】 あまあま甘えん坊の幼少期
→ http://www.engawashoten.com/?p=765
●【第1章☆4話】 運動神経と学力が爆発の小学生。そして意気消沈…
→ http://www.engawashoten.com/?p=873

 

今日は、中学生時代について。

 

成長痛が続き、視力も低下、自信喪失の

ネクラな小学生時代を引っ張り、そのまま中学校へと進みます。

 

小学校の仲の良い友達3人が

そろってみんな野球部に入る!と言うので、

それほど野球が得意なわけではなかったのですが、

つられてそのまま野球部に入部。

 

当時の野球部は坊主が決まり。

野球部志望の3人はみんな坊主にして入学式をむかえるってんで

ボクも気合いを入れて五分刈りにして入学式にのぞみました。

 

そしたら当日をむかえてビックリ!

3人とも坊主になってないじゃないじゃないですか!!

やられた〜・・・

 

結局、入部してからみんなは坊主にしたわけですけど、

入学式初日から同級生には大笑いされて、

いきなりついたあだ名が「まるこめちゃん」

当時、小学校から好きだった女の子にも失笑されました…

ただでさえ自信喪失してたのに、

更にスタートでつまづき、ますますふさぎ込んでいくことになります・・・

 

成長痛はやはりおさまらずに激痛。

なかなか伸びない身長。

以前のイメージとは違う走り方、スピード。

ますます落ちていく視力・・・

一気に増えだしたニキビ・・・

重低音を響かせ誰もが振り返るほどの声変わり・・

 

中学校は一気に人数も増え、5クラス。

新しい友達もできるはずですが、

ここでも視力の悪さが影響。

友達の顔が見えないので、

覚えられないし、

遠くから声を掛けられても、

表情が分からないので、

うまく応えられないから、

すれ違うときもウツムイて見て見ないフリ。

 

幸い愛されキャラ!?だったのか

それでもイジメにもあわなかったので良かったのですが、

でも紙一重だったでしょうね。

 

運動は全然うまくいかなかったんですが、

そのかわり勉強はそれなりに順調でした。

学年でもそれなりに良い成績を出せたので、

そこそこ楽しく勉強はしていました。

 

小さいころから負けず嫌いなところはあって、

あまり良いのかどうかは分からないですが、

常にランキングは意識してましたね。

 

上位にいるときはホントに気持ちよくって。

結果がハッキリとわかるじゃないですか。

だから見返りを求めて勉強するんで、

テスト勉強も苦ではなかったです。

テストの時期は部活もなくて、

早く帰れるから楽しくてしょうがなかったですね。

 

あと、授業中も先生の話しを聞きながら

オレだったらこういう風に教えるけどな〜

この方がわかりやすいと思うけどな〜

今の教え方で大丈夫かな?

みんなわかったのかな?

とか考えてました。

やらしい言い方ですけど。

 

ただこの学力もだんだんと低下していきます。

なんですかね〜、やっぱりバランスが大事なのか?

野球部だったんですが、野球が苦手で・・・

ボールもボヤけて見えないし、打てないし、

外野だったんですけどノックされても見えないし、

走っても遅くて、ボールに追いつけないし・・・

もー、何やってもうまくいかなくて。

 

また野球部の顧問の先生がメッチャクチャコワくて・・・

部活の時に先生の車が入ってくるのを見ただけで吐き気がしました。

それでも一日も休まずに毎日行って、マジメにやってました。

だから余計にイヤになっちゃったわけですけど。

 

それに引っ張られるように勉強もうまくいかなくなっていきました。

だんだんトップの方の成績が出なくなってくると

一気に自信がなくなって、

オレってダメな人間なんじゃ・・・

とどんどんどんどん自分を追い込んでいきました。

 

今振り返ってもこの中学時代が一番イヤでしたね。

なんで生きてるんだろ?

なんで生まれてきたんだろ?

オレの存在意義ってないんじゃないか?

とかも考えちゃったりしてました。

そんなこんなでますますゲームに没頭。

寝ても覚めてもゲーム、ゲーム、ゲーム・・・

自分の世界に入り込み、

ますますネクラな中学生になっていきました。

 

そんなボクに転機が訪れます。

まさしく底、ボトムのところまできました。

単純なキッカケで急浮上をはじめます。

 

 

ちょっと長くなっちゃったんで、今日はココまで。

次回は、いよいよ出現した未来!へGO!

いままでのウップンを一気に吹き飛ばします!

走り出した中学生!

おたのしみに!

 

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【☆6話】 出現する未来へGO!走り出した中学生。 へ
→ http://www.engawashoten.com/?p=888

 

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