あまあま甘えん坊の幼少期 〜えんがわ商店物語【第1章☆3話】〜

第1章 ココマデの軌跡

☆3話 あまあま甘えん坊の幼少期

 

前回までのお話しはコチラ

●【序章】いよいよ、はじめます。 → http://www.engawashoten.com/?p=312
●【第1章☆1話】 生い立ち → http://www.engawashoten.com/?p=314
●【第1章☆2話】 親の背中をみてきちゃったみたいです → http://www.engawashoten.com/?p=316 

 

今日は、ボクの幼少期について。

 

とにかくボクは人見知りが激しくて甘えん坊。

祖父、祖母、父、母、歳の離れた姉、兄

に囲まれて、

とにかく、あまやかされて、あまやかされて育ちました。

 

ちなみに祖父、祖母は今も健在でして90歳。

毎朝5時くらいには起きて、

畑へとスーパーカブで一仕事。

まさしく朝飯前で仕事をして、朝食には帰ってきます。

かぼちゃを栽培して、出荷しています。

とても元気です。

大きな病気もしたことないですね。

土に近い生活をしていると、

きっとイヤでも自然とカラダも丈夫になっちゃうんでしょうね

 

さて、そんな大家族のなか、とにかく家中、畑中を走り回っていたボク。

家にいて、気心の知れた人たちに囲まれているのが大好き。

人見知りも激しいので、とにかく保育園に行くのが

イヤでイヤで仕方がありませんでした。

 

当時の記憶がほとんどないのですが、

とにかくイヤで、家に帰りたい、保育園に行きたくない、

そんな気持ちでいっぱいだったことは覚えています。

 

どうしてだったのかな〜。

 

ん〜、たぶん。

保育園ではあれをしてはイケナイ。

みんなと仲良くしなきゃイケナイ。

元気に走り回って、無邪気にあそばなきゃイケナイ。

お弁当は残さずに食べなきゃイケナイ。

食べ終わらないと遊びにいっちゃイケナイ。

お昼寝は静かに眠らなきゃイケナイ。

お遊戯は恥ずかしがらずにやらなきゃイケナイ。

歌もしっかり覚えて元気よく歌わなきゃイケナイ…

 

そんなに強要されていたわけではないと思うんですけど(笑)

なんだか勝手にそんな気持ちになって、思い込んでいたんでしょうね。

そんな記憶ばかりがよみがえってきます。

きっと、それかな…

 

とにかくツマラなかったんですよ!

ボクは自分でやりたい!って思って

オモシロイ!って思ったことは

とにかく夢中になって、なんの見返りがなくても

ヒトの意見も聞かずに、自分が全て、

オレサイコー!で

突っ走っちゃうタイプなんですが…

 

人にやれ!って言われたり、

こうしちゃダメだ!って言われたり、

そうじゃなくて、こうやった方がいい!とか

とにかく威圧されたり、強要されたりすると

一気にガチガチに固まって

人の目ばっかり気にしちゃって

身動きがとれなくなっちゃうんです。

 

それは今も変わらないことで、

とにかく自分を信じて、

自分が大好き!

オレってすげー!

もっとオレを見て!

って思ってるときが

最も調子がよくて、

誰にも止められない、

とにかく勢いのある時なんです。

 

だからボクも自分の子どもには

イロイロ言わないようにしようと思ってます。

きっと余計なことを言わないでも育ってくれる。

親や大人の価値観の小さな、小さな枠におさまらずに

きっとビックリするような

柔軟な発想で

はちきれんばかりの強い強いエネルギーを持って

大きく自由に羽ばたいてくれるだろう。

そう信じています。

 

そのかわり、

人を大切にすることや、

環境を大切にすることや、

物を大切にすること。

そういったことだけはキチンと伝えてあげたいな

と思っています。

なかなかできてないんですけどね…

とにかく威圧して、恐怖心を植えつけて押さえこむ

それはしないぞ!

と心に決めています。

 

普段は全く、怒られなかったボク。

たった一度だけ母親に怒られたことがあります。

近所の親友と遊んでいたときのこと。

 

野球をしていて、ボクはバットを持っていました。

話題はなんだったか覚えてないんですが、

なんだかすごいおもしろい話しをしていて、

おもしろくて、おもしろくて

笑い転げて

その親友の頭をコツンと

冗談でバットで叩いたんです。

もちろん親友もケラケラ笑っていました。

 

すると、遠くで一部始終を見ていた母親が

ものすごい剣幕で走ってきて

激しく怒られました。

ボクは大泣き。

違うんだよ!違うんだよ!

と何度も訴えました。

親友も違うんだよ!ってフォローしてくれました。

でも母親はそれでも納得はしませんでした。

絶対にやっちゃイケナイ!…

 

おそらく母親から叱られたのは、その一度だけです。

でも一度だけだったからこそ、

今でも強烈に覚えています。

人を傷つけてはイケナイ。

母親からのメッセージは強く胸に刻まれました。

 

ボクの子どもたちは

「森のようちえん」にお世話になっています。

基本的に園舎がなく、

雨が降ろうが、雪が降ろうが外で活動する!

という幼稚園です。

以前に参観日の様子をブログにアップしたので詳しくはコチラ。
http://www.engawashoten.com/?p=23

 

ちょっと家から遠くて送り迎えに、

それぞれ1時間ずつかかりまして大変なんですが

嫁さんにがんばってもらってます。

ホントに感謝してます。

 

とにかく驚きなのが、子どもたち。

幼稚園に行きたくて、行きたくてしょうがないようなんです。

ボクの感覚としてはアリエナイ…

 

どんなことを教えてもらっているのかは

見るまではわかりませんでしたし、

見てもまだわかりませんが、

とにかく子どもたちがこれほど楽しそうで、

行きたい!って言っているのなら

きっと間違いないんだろ〜な〜

と思っています。

逆にオモシロくない、行きたくない

って言ってたらやめさせちゃうでしょうけどね。

スタッフのみなさまには

ホントに感謝の気持ちで一杯です。

 

これから小学校や中学校に進むわけですが、

どんな環境が待っているのでしょうか?

 

きっとこの幼稚園のようにはいかないとは思います。

次回以降、ボクの小学生、中学生のお話しになっていきますが、

やはりそこでもボクはガンジガラメになり

ますます縮こまっていくことになります。

ガマンにガマンを重ねて…

 

親として子どもにしてあげられること。

それは伸び伸びと羽ばたける環境にいさせてあげること。

そして、逃げ道をつくってあげること。

今のボクには、そんなことしかしてあげられないな〜と思っています。

 

ちょっとボクの幼少期と、イマのボクが混じっちゃいましたが、

そんなボクの幼少期でした!

 

次回は、小学校!

ボクの運動神経と学力が爆発!?

そして、意気消沈…

 

おたのしみに!

 

s_IMG_0587

 

【☆4話】運動神経と学力が爆発の小学生。そして、意気消沈… へ
→ http://www.engawashoten.com/?p=873

 

コメントを残す