さまざまな「世界一」の記録を集めた
ギネス世界記録、通称ギネスブック。
登録対象は人間だけでなく
動物もたくさん認定されています。
今回はその中から
栄誉あるギネス認定を受けた
世界一の猫たちをご紹介します
■世界で一番長く生きた猫
ギネス猫を語る上で
外すことができない存在が
ギネス史上最高齢の「クリーム・パフ」。
彼女は1967年8月3日から
2005年8月6日までの
38年と3日の寿命を全うしました。
人間に換算すると170歳以上
2016年に日本ペットフード協会が発表した
猫の平均寿命は15歳ですから
その2.5倍以上も長く生きたことになります。
ちなみに日本の最高齢は
2017年3月10日に表彰された
26歳の「あお」ちゃんです。
クリーム・パフもあおちゃんも
どちらもメス猫。
女性の方が長寿というのは
猫も人間も同じのようです。
■世界で一番体が長い猫
米ネバダ州の「スチューウィ」は
最も体が長い猫としてギネスに登録されていました。
鼻先から尻尾までの長さはなんと123cm
おっとりとした優しい性格を生かし
セラピーキャットとして活躍していましたが
残念ながら2013年に亡くなってしまいました。
現在ギネスの記録を保持しているのは
体長118cmの「ルド」。
体重は13.8kgもあり
持ち上げるだけで大変そう。
しかしその記録も近々
「オマール」の体長120cmに更新されるようです。
カンガルー肉が大好物のオマールは体重14kg。
この3匹の共通点は
いずれも「メインクーン」という品種であることです。
別名「ジェントルジャイアント」とも呼ばれ
イエネコの中でも最大の種類なのです。
■世界で一番被毛が長い猫
「最も毛が長い猫」として
初代チャンピオンに輝いたのは
ロサンゼルスの「カーネル・ミャウ」。
日本語にすると「ミャオ大佐」です。
その毛の長さは22.87cm。
その何とも言えない愛らしい風貌から
「ブサカワ猫」として親しまれていましたが
2014年にわずか2歳という若さで亡くなりました。
現在はカルフォルニア州に住む
「ソフィー」の25.7cmが最長記録です。
しかしこれだけ毛が長いと
飼い主の手入れも大変ですよね。
■あなたの隣に世界一がいるかも
ごく一部をご紹介しましたが
他にも多種多様な世界一の猫が
ギネスにはたくさん登録されています。
例えば
世界で最も子猫を生んだ猫や
世界一ネズミを捕まえた猫など
ユニークな記録も残されています。
最近では日本の「まる」ちゃんが
動画視聴回数世界一で認定され
話題になりました。
あなたの愛猫にも
ギネス世界記録を受賞する可能性が
秘められているかもしれませんね。