農家の朝は早い
早朝5時
朝の収穫のはじまりです
ココ信州の朝は
夏といえども・・・
寒い!
浅間山も
雲海にのみこまれていました
さあ
有機農業実践日誌
前回は
ズッキーニの収穫
まずは宝探し!
というお話しでした
→http://www.engawashoten.com/?p=1745
今回はズッキーニの収穫の仕方について!
まずはその服装
ズッキーニの収穫は
長袖必須!
こんなふうに
巨大な葉っぱの間に
顔と手をつっこんで収穫します
ズッキーニの葉っぱや茎は
トゲトゲトゲトゲ!
半袖で収穫しようものなら
たちまち腕中がキズだらけに
なっちまいます
農業をやるなら
やっぱこんがり焼けた肌だろ〜☆
と肩までTシャツをまくりあげて
しっかり日焼けをしてやろう!
とヨコシマな気持ちでいましたが
早速、めんくらっちまいました
だから夏でも長袖
灼熱の太陽のもとでも長袖
です
女性だと
ズッキーニのところまで
なかなか手が届きにくいので
顔を突っ込むようになり
顔にもキズがついてしまうようです
ここは
なるべくオトコががんばんなきゃ!
ですね
めぼしいズッキーニを発見したら
まずはサイズを確認
探すのもなかなか大変なんですが
慣れるまではこのサイズを見分けるのも大変
おお〜
いいね〜、いいサイズだね〜
と思ってとってみたら
・・・あれ?
なんか、ちっちゃくね?
・・・てこともちょくちょくあります
成長がとっても早いズッキーニ
ちっちゃいのをとっちゃうと
これはもったいない
あと半日待ってれば
ベストだったのに〜
てなことにもなっちゃいますので
サイズの選定はとっても重要です
サイズが良ければ
根本の部分をしっかりと掴んで
ぐいっと
ひねると
ポキッと折れて
収穫できます!
いいかんじ、じゃないですか〜
ここで花を落として
手かごに入れて
次の獲物を探しに行きます♪
カゴにはクッション材が敷いてあります
ズッキーニは
カゴのフチなんかにぶつけて
ちょっとでも皮をめくっちゃうような
キズをつけちゃうと
出荷できなくなってしまいます
あとでそこから
カビが出て黒ずんじゃうそうです
デリケートですよね〜
だから収穫のときも
しっかりと根本の部分を掴んで
指先にチカラを込めて
グイッとひねるわけです
じゃないとポキッと折れちゃうんですね
ちなみに
ボクのお世話になっている
「farm めぐる」
ではズッキーニの収穫は
ハサミを使わずに
全て手で収穫しています
どうしてかというと
これは
出荷できない
はぶきのズッキーニなんですが
スイカみたいな模様になってますよね
これも
はぶき
丸い斑点みたいなのがあるのが
わかります?
これはわかりやすいかな
ゴツゴツ
イボイボ
しちゃってます
これらは
ベツに食べられなくなっちゃった
わけではないんですが
出荷ができないものです
見た目が悪いから
ウイルスに感染すると
こんなような症状がでてくるそうです
なぜハサミを使わないか?
それは
このウイルスがハサミを伝って
感染するらしいんです
もちろん
手や虫を伝って感染することもあるので
それだけでは防ぎきれないんですが
予防にはなりますよね
ですから
1日何百本と手で収穫していくわけです・・・
最初は指がツルかと思いましたよ
ズッキーニマメ?みたいなのができて
潰れました・・・
こんなかんじで
1日に朝夕2回
ズッキーニの収穫はおこなわれます
最盛期は1000本収穫とかになるらしい・・・
ひょえ〜!
見た目の悪くなっちゃった
ズッキーニたちは
ボクがありがたく
いただいてま〜す!
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シカ除け対策はハートブレイクショット!
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