薪小屋づくり動画撮影日が迫っていますが
あいかわらず天気が心配です。
今日は晴れ間もありましたが
当日の予報は・・・雨
天気に身を任せましょう!
第1章 ココマデの軌跡
☆10話 存分にチカラを発揮しなよ、大学生!
前回までのお話しはコチラ
●【序章】いよいよ、はじめます。
→ http://www.engawashoten.com/?p=312
●【第1章☆1話】 生い立ち
→ http://www.engawashoten.com/?p=314
●【第1章☆2話】 親の背中をみてきちゃったみたいです
→ http://www.engawashoten.com/?p=316
●【第1章☆3話】 あまあま甘えん坊の幼少期
→ http://www.engawashoten.com/?p=765
●【第1章☆4話】 運動神経と学力が爆発の小学生。そして意気消沈…
→ http://www.engawashoten.com/?p=873
●【第1章☆5話】 落ちに落ちた中学生。ソコ(底)から急浮上!
→ http://www.engawashoten.com/?p=879
●【第1章☆6話】 出現する未来へGO!走り出した中学生。
→ http://www.engawashoten.com/?p=888
●【第1章☆7話】 思い込みが激しい高校生。
→ http://www.engawashoten.com/?p=903
●【第1章☆8話】 あこがれの都会へ、腐っちゃった大学生。
→ http://www.engawashoten.com/?p=968
●【第1章☆9話】 まだまだ落ちるよ大学生。
→ http://www.engawashoten.com/?p=1681
尿管結石の激痛を耐えぬき
コンペイトウのようなイシを産み出したボクは
いままでの苦しみがウソだったかのようにスッキリしました
それでも
横浜駅前のゲーセンのバイトを辞めたボクは
学校の授業もただなんとなく
必要最低限
当たり障りのないように出席
あいかわらずやる気のない
フヌケた大学生でした
バイトを辞めて
時間ができたわけですが
当然今度はカネがなくなってくるわけで
物欲のカタマリだったボクには
やっぱりそんな暮らしは耐えられないわけで
どーしても
雑誌に目を奪われて
Tシャツ、スウェット、スニーカー、パンツ・・・
CDに酒、うまいもの、旅行・・・
物欲はとどまることを知らないわけで
しょーがなく
新しいバイトを探したわけです。
近くに焼肉屋さんがオープンするとのことで
オープニングスタッフを募集していました
以前にファミレスのバイトを3日で辞めたボクに
果たして飲食店のバイトができるのか?
と疑問でしたが
時給がよかったので
それにつられて
やってみるか〜
という気になりました
どうやらボクの採用は紙一重だったらしいのですが
なんとか雇ってもらいました。
オープニングスタッフってのが
なんか新鮮で
これからお店をスタートするぞ!
ってのがなんだか妙に楽しみでした
他のスタッフも一からの同時スタートだから
まけられない!
ってのもありました
独立したての27才の若社長の新しいお店。
絶対にやってやる!という
気合いが感じられたのと
それほど自分とも歳のはなれていない
アニキのような人が
今まで関わってきたどんな大人の人たちよりも
キラキラと輝いてみえました
なにがなんだかよく分かりませんでしたが
とにかく次から次へとやってくるお客さんの
苦手な接客を必死でこなし
焼き肉の網を洗って
炭を熾して
食器を洗って
肉を揉んで
料理をつくって・・・
とにかくガムシャラに働きました
純粋に
純粋に・・・
仕事が楽しい!
と思いました
バイトって
おこずかい稼ぎのものだけだと思ってました
決められた時間内に
決められた仕事を
間違いのないようにこなすこと
それが仕事だと思っていました
なんだ、なんだ!?
仕事ってオモシロイじゃないか!
こんな気持ちになるとは思ってもみませんでした
高校生のときに
ガムシャラに走り込み
アツイ気持ちで毎日を過ごしていた
あの感覚が戻ってきました
これがボクを変えてくれた”出会い”
でした
ちなみにこのバイト先で
嫁さんにも出会いました
ここはあまり詳しく書くと
ハナシがリアルになって
ちょっときまずいので
勘弁してください・・・
たのしい!
と思えたこと
なにがよかったんでしょうね?
ん〜・・・
やっぱり結局のところ
「人」
ですかね?
上司、先輩、同僚、後輩、お客さん
そこに関わる人、仲間
これがとっても大事なんですね
きっと
ボクが今まで楽しい!
と感じて
伸び伸びとチカラを発揮してきたときのことを考えてみると
間違いなくそこには
チカラを引き出してくれる
あたたかい人たち
あたたかい仲間
あたたかい環境
がありました
これがすべてだと思います
みんな誰でも
ひとりひとり
それぞれが
すばらしいチカラを秘めています
それを引き出してあげればいいだけなんです
ムリにその人を変えようとする必要はないんです
もっと、もっと!
なんて要求する必要はないんです
あれはダメ!
これはダメ!
こうしなきゃダメ!
もっとこうしなさい!
なんて言う必要はないんです。
その人を認めてあげて
もともともっている
その人のチカラを
引き出してあげればいいだけ
なんじゃないでしょうか?
きっと
もっとこうして欲しい!
って思っているよりも
それを要求しないで
その人を信じて
待ってあげられれば
きっと
もっともっと
それ以上の
想像を超えたチカラを
発揮してくれるはず
なんじゃないでしょうか?
そんな器のデカイ
真の勇気をもった
大人、親、上司、先輩、友達
そんなあたたかい人に
ボクはなりたい
大学生活の半分の2年間
このバイトに夢中になったボクは
ホントに貴重な2年間を過ごさせていただきました
人との関わり方
仲間との関わり方
仕事との関わり方
たくさんのことを教えてもらいました
たくさんのエピソードがありますが
今は書ききれないので
また機会があればご紹介したいと思います
・・・・・・
今日はマジメすぎました
なんだか恥ずかしくなってきちゃったので
ここまでにしときます
今日はココマデ!
さあ、次回は
大学卒業!
就活を乗り越え、いよいよ社会人に!
おたのしみに〜