市販の犬小屋に
どうしても入ろうとしてくれない
お義母さんの犬
おそらく
防虫剤、防腐剤、塗料のニオイが
イヤなんだと思います
そこで!
以前に
防虫剤も
防腐剤も
塗料も使っていない
自然素材の
犬小屋を作ってみました
その様子はコチラ
→http://www.engawashoten.com/?p=1536
そして
自然素材の犬小屋は
町田の自宅に
お引っ越し
ウッドデッキも作って
彼女(犬)も喜んでくれているようです
ウッドデッキ作りと犬小屋引っ越しの様子はコチラ
初日→http://www.engawashoten.com/?p=1525
二日目→http://www.engawashoten.com/?p=1554
そしてホッとしたのも
束の間!
今週はわが家(長野)に
彼女(犬)が
来てくれるとのことじゃ〜
ないですか!?
犬小屋は引っ越ししちゃったので
わが家には
あのくっさ〜い犬小屋しかありません!
ということで
急いでもう一軒
作りました
二軒目ともなると
だんだん慣れてきて
精度とスピードが上がってきました
急いで作りつつも
今回は写真もちゃんと撮っておいたので
せっかくなんで
どんな風にできるのか
ご紹介しちゃいますね〜
急いで作る・・・
のにまずビールをあけちゃいました
急いで作る・・・から!
ビールをあけた!
ということにしましょう。
材料はウッドデッキを作ったときの
端材を構造材に使いました
ヒノキ御殿!
ヒノキの天然乾燥材です!
防虫処理、防腐処理もしてなくて
塗料も使っていない材料
とってもいいニオイがします。
残念ながら一般のホームセンターなどでは
おそらく手に入りません
市場に出回っている材木は
ほぼほぼ薬剤処理がされてしまっています
そうでないとお店でも扱えないんですね
ですから、この材料は
知り合いの材木屋さんから直接購入しました
まずは骨格となる
フレームを作ります
ここをしっかりと作ることが大事!
ってことがよく分かりました
そうするとゆがみが少なくなります
そして床板を張ります
今回の床は杉
スギはとってもやわらかい木
肌触りもいいので
きっと気持ちいいはず
言い忘れましたが
床板を張るために
中心に補強のために
根太になる材料を
一本入れています
いよいよ棟上げです!
小屋束をたてて
棟木をのせます
そして屋根
垂木になる部分をくっつけて
ひとまず構造体が完成して
一段落
庭のジューンベリーでも
つまみ食いすることにしました
去年は2〜3粒しかならなかったのに
今年はいきなり大豊作です
それでは屋根を張っていきます
材料はカラマツの
ラフ板グリーン材
道具小屋ガレージを作ったときの端材です
→http://www.engawashoten.com/?p=1595
下から順番に張り込んでいき
上に張る板を2cmくらいずつ重ねていきます
板を張るときに
上の写真のように
木表、木裏ってのを
気にしながら張っていくと
板の反りが屋根に沿うように
なってよりいいです
木表、木裏についてはコチラの記事を参考に使わせてもらいます
→http://diy-wooddeck.com/mokuzai-kisotishiki/mokuzai/kobanashi02.html
木表側に反ってくるので
木表側を下にして
張り込んでいきます
屋根が張れました
いつも棟のおさめをどうするか?
悩みます
こどもたちが
これをくっつければいいんじゃない?
と教えてくれています
今回はとりあえずどうするか保留
屋根の下に小屋を置くので
ひとまずはナシで
構造が美しい建物は
その構造が見えなくなっても
美しい建物になります
建物の美しさは構造に宿る!
・・・とボクの尊敬する建築家も
言っていました
あとは同じように
壁を下から順番に張っていきます
材料は屋根と同じカラマツ
できました〜!
わりと壁の板のカタチを
三角とか入り口の部分にあわせて
カットしていくのがちょっと大変で難しい・・・
ちょっと苦戦します
今回は横から見た
このプロポーションが気に入っています
二人(二匹)入りました
さあ〜、肝心の
彼女(犬)は今回もちゃんと入ってくれるかな〜?
ドキドキ・・・
あれ?
入らない?
うっそ〜!?
じらされました
無事に入ってくれました〜
どうやらうしろに置いてあった材木が
自宅のウッドデッキを連想させたようで
しばらくはそちらがお気に入りのようだったようです
よかった、よかった
ということで
ホームセンターで購入した
くっさい犬小屋は結局
一度も中に入ることなく
まさしくゴミとなってしまいました
ボクが過剰に敏感になっちゃってるのかな〜?
解体しているときも
ニオイがプンプン
合板、接着剤、防虫剤、防腐剤、塗料・・
手にもニオイがついて
石鹸で洗っても
しばらくはニオイがとれませんでした
燃やしてもやっぱり
なんかやだしな〜
結局この犬小屋は
誰のために
何のために
作られたものなんだろう?
誰が得をするために
作られたものなんだろう?
と考えると
なんだか
自然と解体する手にも
力がこもりました
モノを作る
ということ
誰のために
何のために
どんな材料で
どんな作り方で
どうして
それを作るのか?
そもそも
それを作る必要があるのか?
作る前にそれを少しでも意識することが
とても大事だと感じました
あっ!
言い忘れました、注意!!
ちなみにこの犬小屋は
雨漏れしますので悪しからず!
ボクの道具小屋の屋根と一緒ですので(笑)
ワンちゃんがびしょぬれになっちゃっても
怒らないでね!
雨漏れ対策は・・・検討します!
あと・・・
すごく重いです!
持ち運ぶ方は注意!