フリーハンドで図面を描く。

さてさて、前回はちょっとブレイク「えんがわラボNow!」を挟みまして、

現地調査会の様子をお伝えしました。

 

※前回の記事はコチラ。

 

現地調査会を経て、それではいよいよ図面を描いてみましょう!

計画をまとめて、工事をスタートするにあたって、

セルフビルドで自分で作業を進めていくにしても、

ひとまず最低限、描いておきたい図面はコチラ。

 

  • 既存平面図
  • 計画平面図
  • 既存電気図
  • 計画電気図

それでは順番に見ていってみましょう。

 

既存平面図(1階)

 

既存平面図(2階)

 

コチラが既存平面図です。

既存(現状)の建物の平面図、ということです。

まずは何はともあれ現状把握が大事。

ひとまず既存平面図を描くところから始めましょう。

 

ipadをお持ちのようでしたら、「まどりっち」というアプリを使うと簡単に平面図を描くことができます。

https://archi.fukuicompu.co.jp/products/madoritchi/

 

でも考え方さえ分かってしまえば、何もCADソフトを使わなくても手描きでも、

何ならエクセルやパワーポイントでも描けるかと思いますので、

何はともあれツールは別として、基本的な考え方と描き方を抑えることが大切かと思います。

 

 

僕はシンプルにアナログで笑。

方眼紙をよく使います。

グリッドがある紙なら描きやすいのでなんでも良いと思います。

 

 

それでは三角スケールを使って、1/100の縮尺で…

ときっちりと描きたくなるところかもしれませんが、

最初から何でもきっちりやろうとすると、

あーーー大変!!!もうヤダ!

となってしまうので笑、

定規も使わずにフリーハンドでもっと気楽に簡単に描いてみましょう。

 

 

方眼紙のグリッドを利用して描きます。

ひとまず縮尺は無視して、

1マスを910mmとします。

 

1マス×2マス

すなわち、910mm×1820mm

これがタタミ1枚分の大きさ、1畳(ジョウ)になります。

ちなみにタタミ2枚、2畳で1坪(ツボ)になります。

とにかく、このグリッドを使ってシンプルに図面を描いてみましょう。

 

 

例えば和室が分かりやすいので、まずは和室を描いてみましょう。

日本の木造の住宅は大体この910mm(3尺)のグリッドで柱を立てて部屋を仕切るように設計されています。

ですので、長さを測らなくても、おおよそ写真からでも想像はついてきます。

 

 

試しにコンベックスなどを使って、柱と柱の間などの長さを測ってみて下さい。

おおよそそのグリッドにのってくるかと思います。

もちろんこの910mmのグリッドとは違く変則的な建物もありますので、

その場合の描き方はまた別の機会に。

 

 

 

 

グリッドが掴めましたので、それではこれを図面にしてみましょう。

 

 

まずはこの面。

 

 

こんな感じに描けました。

 

 

そしてこっち面。

 

 

 

 

同じようにあと2面も描いて。

 

 

畳を描き込んであげれば和室の出来上がり。

 

 

 

和室以外も同じ要領で描いていきます。

 

 

 

これを繰り返して線を繋いでいくと、こんな感じに既存平面図ができあがります。

どうでしょう?

 

正確に描こう!と気合いを入れすぎると途中で嫌になる可能性もあるので笑

まずはフリーハンドでざっくりと描いてみましょう!

寸法に大きな違いがなければ、図面としてはこれで十分です。

まずはここから。ぜひチャレンジしてみて下さい!

 

今日はここまで。次回はいよいよ計画平面図。

ワクワクドキドキ、プランを考えてみましょう!

次回もお楽しみに〜

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妄想をカタチに。図面は想いを伝えるコミュニケーションツール。

 

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