小諸市の二階リビングが羨ましい二世帯住宅へのリノベーション。
今回は天井と壁の断熱材に新聞古紙を主原料とした、
セルローズファイバーを充填しました。
既存の天井を剥がし、勾配天井に。
天井に空気の通り道を作るように空間を設けて、
新たに下地を作り遮熱シートを貼ります。
遮熱シートの下に更に天井の下地を作り、
更にそこにシートを貼り、
できた隙間にセルローズファイバーを吹き込んで充填します。
下地ができたらシートに穴を開けそこからホースを突っ込んで、
断熱材を吹き込み壁も天井も、ぴっちりと充填。
音の反響も無くなり、断熱材にすっぽりと包み込まれた感覚。
住まい手さんはお休みを利用しながら、
コツコツとDIY。
もともと天井裏に隠れていた、
荒々しい表情の梁の表面をグラインダーで磨いてお化粧。
どの刃が良いか、いくつか買ってきておいて試してもらいましたが、
結局、ご自分でチョイスして買ってきてくれた、
こちらの刃が最もしっくりきた様子。
さすがでございます。
お見事。大工さんも大絶賛の仕上がり。
まるで彫刻を施したような表情に。
住まい手さん夫妻が学生の時に手掛けたという、
一緒に視察旅行に出掛けて行った、
越後妻有の「脱皮する家」を彷彿とさせる仕上がりです。
http://www.tsumari-artfield.com/dappi/
住まい手さんご家族と存分に楽しんだ、
越後妻有のんだくれお楽しみ視察ツアーの様子はコチラ。
天井板として、仕上げに杉の羽目板を。
こちらも建材屋さんでゲットした、
リーズナブルな訳あり品を使用。
訳あり品とは思えないほど綺麗な材料。
さあさあ、工事は着々と進行しています。
住まい手さんのDIYは今回、
まだまだ、たーーーーーっぷりとございます笑
大工さんの力をかりて、ベースは一気に作ってもらい、
仕上げを中心にDIYで自分仕様に育てていきます。
さあ、ここからが本番。
梅雨と暑さを吹き飛ばし、
楽しみながら、がんばって参りましょう!