土に還る素材でできた外壁

今日はひさびさに家づくりのお話し。

わが家の外壁について。

 

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わが家の外壁は

白洲そとん壁
http://www.takachiho-shirasu.co.jp/products/soton/

というものを使っています。

 

シラスです。

魚じゃなくて

コレです。
http://www.takachiho-shirasu.co.jp/shirasu/

 

そう、九州の火山灰。

 

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コレを左官屋さんが

コテで塗っていくんです。

左官壁です。

 

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こういう感じ。

 

そしてわが家の仕上げは

掻き落とし仕上げ

って言って

わざとザラザラした質感に仕上げています。

 

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一度キレイに塗り込んだ壁を

少し乾いたところで

剣山みたいなので

ガリガリガリガリ

削っていくんですね。

 

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そうすると

こんな質感になるわけです。

 

色もいくつもあるんですが

ボクはこの土っぽい色を選びました。

いいでしょ?

 

シラスの火山灰

が原料ってことは

要は原料が

土、砂

ってことです。

 

土や砂は

朽ち果てても

土や砂です。

ゴミにならないんですね。

 

そしてこの壁材のスゴイところ

塗装とかメンテナンスが基本

いらないんですよね。

 

そして強力な塗料とかも使ってないので

あのキッツーい

シンナーのようなニオイもしません。

カラダにも安心安全ってわけです。

それは住まい手にとってはモチロン

施工する業者さんにとっても。

 

そして人間のカラダに安心安全ってことは

地球にとっても安心安全な素材ってことですね。

 

そしてそして

この壁材のいいところをもう一つ

 

ボクも九州まで工場を見に行ったことがあるんですけど

このシラス火山灰を乾燥させる必要があるんですけど

その乾燥するのも天日干し

なんですよね。

化石燃料を使わない。

 

これ、見過ごしがちですけど

とっても大事なことです。

 

その商品がどういった過程で作られているのか?

せっかくいい商品だと思って使っていても

実は作る過程で環境に負荷をかけていたり

そこの住人に迷惑をかけていたり

環境破壊を助長するようなことになっていたら・・・

 

そんな悲しいことはないですよね。

 

モノを使うときに

一度、立ち止まって考えてみる

それから使う。

 

それだけでも

違うと思います。

作り手の想いと情熱を感じましょう。

 

今日は、土に還る素材でできた

わが家の外壁についてでした!

 

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ん〜、相変わらずいい家だぜ。

 

 

 

【土にも人にもやさしい自然素材の家に暮らす。次の記事へ】

薬剤処理も乾燥も仕上げもしていない切りっぱなしの嫌われ者の木材
http://www.engawashoten.com/?p=1458

 

 

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