箱階段作り、積み上げて、積み上げて、
ようやくロフトにたどり着きそうです。
もうちょっと。
設計上は板材を寸法通りに切って、
図面通りに箱を組み立てて重ねていけば
上手くいきそうな気がしますが、
そんな甘くないのがやはり現場…
微妙に壁や柱の水平垂直がズレていたり、
場所によって間隔や寸法が違っていたり…
まあ、とにかくいろいろ理論上だけではうまくいかないことが
次々に出てくるので、いかに騙されないように、
いかに振り回されないように、
ごく当たり前のように平然と冷静に対応していけるか?
それがとても大事だと
日々、身に染みて感じています。
現場で実際に測ってみて、都合が悪いことが分かることがほとんど。
そしてそれに気がつく度に、そうだよなー、そうですよねー、
そんなにあまくないですよねー…、
人生と一緒ですわな〜…
と自分に言い聞かせるようにブツブツと言いながら、
いちいち手を止めて、立ち止まって、対策を練っていくのです。
そう、うまくいかないのが当たり前。
簡単にいかないのが当たり前。
そして情けないのですが、失敗するのが当たり前。
ここでいちいち心を乱していると、
一気にやる気を削がれて、精度が一気に悪化。
今日はだみだー!今日はもう終わり!
っとなってしまうので、
いかに毅然とした態度で、いかに平然と対処していけるか?
それがもっとも大事なことだ、
と最近少しずつですが分かってきた気がします。
すこーし、だけですが。
日々、坦々と。
ありがたいことに、いつもそれを思い出させてくれるのは、お客さん。
一緒に作業をしていると、一つ一つ、
着実に丁寧に作業をされている姿に脱帽。
床張りを一枚一枚、丁寧に。
細かい加工が必要な最後の一枚まで、着実に。
ボクが張るより全然キレイです…お見事。
自分が納得のいくまでやる。
誰かが、でなく、自分自身が、納得することが大事。
セルフビルドとは自分が納得するまで、自分でやること。
その程度は人によって様々だけど、
それをボクが勝手に決めて、邪魔してしまってはいけない。
セルフビルドパートナーの仕事とは?…
まだまだ、やれること、やるべきこと、やらねばならぬこと、
がたくさんありそうです。