なぜ僕は泳げないのに、海に憧れるのか?
海が見える丘の上に暮らすことを夢見ていたにも関わらず、
結果的に海から最も遠い山の中の、
草原の見える丘の上に家を建てることに至った、その意味は?
先日、その謎が解けました。
えんがわ商店のコンセプトでもお伝えさせていただきましたが、
今現在、僕たちは主にこの3人で仕事をしています。
詳しくはコンセプトのページにて。
→http://www.engawashoten.com/?page_id=5453
今後も仲間を増やしながらも活動を続けていきたいなー、と考えているわけですが、
まずは僕たち3人がどんな人間の集まりなのか?
どんな刺激を与えあう関係なのか?
はたまた足を引っ張り合う関係なのか?
それをまずは自分達で知りたいと思い、ちょっとしたきっかけがあり、
過去から現在、今後のことも含めて3人について占いを通じて見てもらうことができました。
これが本当に、おもしろい!
あー、わかる!わかる!
そうそうそうそう!
と納得の連続。
おいしいナンを食べながら占ってもらったのですが、
消化しきれないくらいの情報量。
とてもじゃないけど覚えきれないくらいのマシンガントークになることは重々承知していたので、
メモを取ることは諦めて、本番にはボイスレコーダーを持参し、
おいしいナンと場の雰囲気に集中しました。
そして毎日の現場への移動の車の中で繰り返し聞き込んで、自分の中に落とし込んでいるわけです。
じっくりと聞き直し、文字おこししてみたらノートにびっちり12ページ分!
相棒の2人についてあまり詳しく書いてしまうと、2人から批判の嵐が飛んでくることは目に見えているので、
ここでは僕についてを中心に、エッセンスを抽出してみました。
まずはジャブ。動物占いから。
僕は「ゆったりとした悠然の虎」なのだそうです。
監督。社長。大人。
おお!これは!すごいじゃないか!
と、思いましたがこれが目指すべき姿。
大器晩成型の僕は、現在はチーターと黒ヒョウなのだそうです…。
高校3年生。大人になりきれていない、だそうです…。
大人になれるように頑張ります。
そして、ここからが注目。僕は水の人。「海」の人なのだそうです!
でました「海」。泳げないけど。
ちなみに大工のマツオは「守りのサル」で「地」の人。
設計のオギワラは「人気者のゾウ」で「花」の人。
そして…、あー、いかん、いかん!
2人についてはしゃべりたいことがいくらでもあるのですが、
聞きたい方はまたお会いしたときにお話しします。
ここでは控えます。
「海」の人の僕は、
広い海のように、頭の中でいろいろと膨らませて考えていることが多いようです。
常に動いていないと水がよどんでしまうので、より新鮮なことを求めて動き続けているそうです。
新しい生活、新天地を求めて移動します。
場所も仕事も、課題を乗り越えながら次々と変化させていきます。
新天地、新世界、大海原…
おお!なんだか海賊みたいだな!!カッコイイ!
とこれを聞いたとたんに当然のように浮かれたわけですが、
冷静に考えてみると…あれ?
でも、海から遠い山の丘の上に家を建てちゃったぞ…?
と思い返したわけです。
しかし、これに対してもしっくりとくる素晴らしい答えが!
そう、家は港と捉えると良いと!
なるほどー!港ね!
家は安心できる帰るべき場所。
冒険に出た先から財宝を持ち帰り、安息を求めて戻ってくる場所。
僕にとって、家とはずっととどまっている場所なのではなく、
新天地を求めるための基地なのだ、と思えたときに、
すーーっと腑に落ちる感覚に満たされたわけなのです。
あー、だから僕は海に憧れるんだ。
でも、そこは冒険するための刺激を求めに行くための旅立ちの場所であって、
住む場所ではないのかもな、と納得できたのです。
その他にもここには書ききれないくらいの膨大な情報をいただいたわけですが、
「海」に対する極めつけの情報は、
僕の「過去生・前世」からやってきました。
僕の前世、何だと思います?
はい、出ました!
「大航海時代の冒険家」です!
はっはー!海賊だーー!!
ヨーロッパからアメリカ東海岸を目指して旅をしていたそうです。
世界に一つだけのもの、自由を求めて。
ワンピースじゃないですか!
はっはー!
が!なんと!……、なんとその船は沈没してしまったそうです…、なんとー!!
そんな落ちですかー!
でもなんとかボートを漕ぎ続けてたどり着いたそうですよ、ホッ。
言われて気がついたのですが、その時のトラウマが残っていて泳げないのかしれないですね…と。
そうか、ワンピースで言うところの「悪魔の実」を食べちゃったわけなんですよ、きっと。
力を得るのと引き換えに泳げなくなったと、そりゃ仕方ない、納得。
自由への憧れが強い僕は、ニューヨークの自由の女神に行くといいそうです。
ニューヨーク、アメリカ…はっきりいって全く興味のない場所でした。
アメリカねー…どっちかというと北欧に行ってみたいと思ってたけど、
アメリカねー……あまりにメジャーすぎてなー…
なんともアメリカに、特にニューヨークにピンとこなかった僕は、
ニューヨークについての情報を集め始めました。
そこには何があるんだろう?
そしたら、丁度これを発見。
まさしく!
しかもこのタイミングで最新号。
それでも半信半疑で読み始めたわけです。
ニューヨークに何があるんだろう?
マンハッタン…うーん、刺激はあるだろうけど、
今の時点で行ってみたいとそれ程は思わない。
それでも読み進める中で少しずつニューヨークについて消化しつつ、
そうこの本の中にあったこの一文の通り、
気持ちとしてはニューヨーク以外の違う地区にあったわけです。
どちらかといえばアメリカで興味があったのは西海岸。
ポートランドとか。
そう、ニューヨークに僕に通じる何かトピックはあるのだろうか?
ちょっと東海岸は置いといて、西海岸に寄り道してみよう。ポートランドだ。
ということで、ポートランドの本を手に取ってみたわけです。
ポートランドの街作り。おもしろい。
うん?街作り…街作りねー…
ん?そういえば最近、「街作り」というキーワードが関わる方たちからチラホラ…
そういえば最近、ニューヨークのブルックリンという地区が魅力的な場所というお話しを聞いたばかり。
ブルックリンはマンハッタンの地価上昇に伴いアーティストやクリエイターが転居し、
古い倉庫などをリノベーションしてギャラリーやお店ができて魅力的な街となった場所とのこと。
でもここも結果的に地価が急上昇し、住むのが難しくなってきてしまっている地区のようです。
それは魅力的な街作りに成功したポートランドも同様。
ブルックリンとポートランド。
ここはとても気になる。行ってみたい。
興味が無かったアメリカへの興味がじわじわと湧き上がってきました。
街作り?僕が?まさかねー…
トランジットのニューヨーク特集に戻って更にヒントを探して読み進めてみると…
遂に出会ってしまいました。
ニューヨーク、アップステート。
なんだここ!
ここが、ニューヨーク!?
なに!この魅力的な場所。
ステキじゃないですか!
そう、ニューヨークというと、
どうしてもNYC(ニューヨーク市)を連想してしまいますが、
実はニューヨーク州はNYCの179倍の広大な面積をもつ「州」なのです。
多くの人が憧れ、そこに暮らすことを夢見て人が集まる洗練された大都会NYC。
しかし、毎年人口が増え続け、家賃や物価が高騰を続け、
混雑、お金、人種、性別、宗教など、さまざまな問題が渦巻く場所でもあるようです。
そこに暮らすニューヨーカーの一部の人々に変化が現れてきているようです。
2018年5月、ニューヨークポストの記事によると、市民の34%が「シティ(市)を出たい」と。
その主な移住先のひとつが、ハドソン川を北上したところにある、
「アップステート」と呼ばれる地域にある小さな町々。
僕はここに強烈に惹きつけられたわけです。
ここ…行ってみたい。
ニューヨーク、アップステート。
そこには一体何があるのか?
まだまだ情報が少なく、得られるヒントは少ないのですが、
なんだか僕の神髄に響くフレーズや映像に溢れていいるのです。
Farm to Table
なぜ、わざわざホテルで働いてみたり、農家で働いてみたり、建築に戻ってみたり、
遠回りを繰り返してきたのか?
ここには何かあるのかもしれませんね。
そう考えるとその意味を知るためにも、
やはりマンハッタンには、自由の女神像を望みに行く必要はありそうです。
食を。農を通じた旅。
野村友里さんのDVDをゲットしたし。
冒険へGO。
大航海時代の冒険家。
アメリカ東海岸、ニューヨークへ行ってみたいな。