僕は子どもの頃、小学校、中学校と学校に行くのが嫌で嫌で仕方がありませんでした。
でも小中高と皆勤賞でした。嫌でも、行きたくなくても毎日休むことなく通い続けました。
その結果、僕が身につけたことは、いかに先生に怒られないで一日を過ごせるか、
いかに優等生でいられるか、いかに友達に嫌われずにいられるか、
いかに当たり障りのない毎日を過ごせるか、
ということを最優先に学校生活を送ることでした。
そんな学校生活、当然楽しいわけがなく、僕は毎日毎日、暗い顔をして学校に通い、
朝教室に入ったときから帰るときまでずっと自分の席を離れず、
休み時間にも顔を机に埋めて眠り、口癖は「疲れた」と「眠い」でした。
声を掛けてくれた友達にも、そのネガティブオーラをバラまいて感染させてしまっていました…ほんと申し訳ない…。
なんで学校が嫌で、なんでそんなにつまらなかったのか?
その答えが、うすうす分かっていた気もしますが、
今日あらためて腑に落ちるカタチでしかも楽しく教えてもらった気がします。
この時、この場所、この人達が作る、この学校。
その瞬間に立ち会えること。
こんな幸せなことはありません。
親として、子どもたちにしてあげられることは、大してないのですが、
この学校の魅力を少しずつ伝えて、結果的にこの学校に行きたい!っと言ってもらえたら、
そんな嬉しいことはないかな。僕たち親も共に学ばせていただきます。
自由の相互承認、自由になるための学校。
子どもたちが自分たちで作り上げていく学校。
僕のやっている今の仕事、セルフビルドパートナーのテーマにも、そのまんま当てはまりそうなフレーズ。
子どもたちと共に、もっともっと深く深く探求していきたいと思います。
今日は素晴らしい時間をありがとうございました。
軽井沢風越学園。
子どもたちの未来のために。
ぜひこのような学校が世界中にできますように。